第70回 午前 問18
MRI のアーチファクトで正しいのはどれか。
- 1マジックアングルアーチファクトは T2 強調像で強く現れる。
- 2化学シフトアーチファクトは静磁場強度が高いほど大きくなる。
- 3折り返しアーチファクトはスライスを厚くすることで回避できる。
- 4モーションアーチファクトはインターリーブ法によって抑制できる。
- 5エヌハーフアーチファクトは信号のデータ収集を打ち切ることで生じる。
正答: 2
(a) 化学シフトアーチファクトは水と脂肪のプロトン共鳴周波数差により生じるずれであり、この周波数差は静磁場強度に比例して大きくなるため、静磁場強度が高いほどアーチファクトも大きくなる。
(b)
- × マジックアングルアーチファクトはT2強調像ではなくT1強調像やプロトン密度強調像など短いTEの画像で強く現れる。
- ○ 化学シフトは静磁場強度に比例するため、静磁場強度が高いほど化学シフトアーチファクトは大きくなる。
- × 折り返しアーチファクトは撮像視野(FOV)を広げることや位相方向の対策で回避するものであり、スライス厚を厚くすることとは関係しない。
- × モーションアーチファクトは主に呼吸同期や高速撮像法などで抑制され、インターリーブ法は主にマルチスライス撮像でのスライス間干渉対策として用いられる。
- × エヌハーフアーチファクトはk空間データの奇数エコーと偶数エコー間の位相不整合により生じるものであり、データ収集の打ち切りによるものではない。
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