第70回 午前 問16
拡散強調像について誤っているのはどれか。
- 1見かけの拡散係数が得られる。
- 2b 値は MPG パルスの間隔を示す。
- 3急性期脳梗塞の診断に用いられる。
- 4撮影には一般的に EPI 法が用いられる。
- 5組織の水分子のブラウン運動の大きさを画像化する。
正答: 2
(a) 拡散強調像は生体内水分子のブラウン運動(拡散)の大きさを画像化し、見かけの拡散係数(ADC)として定量できる。b値は拡散強調の程度を表すパラメータで、MPGパルスの強度・印加時間・間隔などから決まる量であり、MPGパルスの間隔そのものを示すものではない。
(b)
- × ADC(見かけの拡散係数)がDWIから算出できる点は正しい記述である。
- ○ 誤り。b値はMPGパルスの強度・持続時間・間隔などから定まる拡散強調の程度を表す指標であり、間隔のみを示すものではない。
- × 急性期脳梗塞ではADC低下により高信号を示し診断に用いられる点は正しい記述である。
- × 撮影時間短縮のため一般にEPI法が用いられる点は正しい記述である。
- × 組織中の水分子のブラウン運動の大きさを画像化する点は正しい記述である。
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